01/一般道と山道の違い   02/自転車走行環境を考える  03/等身大イベントの必要性  04/普通の道を普通に走る
 05/広義と狭義/標準化と多様化  06/ツーリングコンペティションの行方  07/羅漢~河山スターリッジトレイル 08/トレイルパーク構想 
09/らかん清流ジオツアーズ  10/コア企画と両翼バリエーション 11/追記 12/まとめ
  ・・・「道普請」と「玉石混交」と「Eバイク」について・・・
◆150周年と25回大会と24/24(2015~2018)後半/§7.羅漢~河山スターリッジトレイル
THT100-100-R1 SBF CAJ
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最初の実験企画は「100×100ナショナルブルべ」の提案。しかし日本の実情の壁で不発に終わる。それを修正して「THT26」を見つけ出す。それらから得られたノウハウを、SBFやCAJの運営に応用するが、壁の隙間を狙ったもので、課題解決には至っていない。それでも、萌黄&紅葉ラリーデイや山代MTBツアーズで、ある程度の成果を上げながら、実験企画の集大成として「/毛利チャレンジ2018」を完結させるが。。。

その特例、つまり対処療法的な課題解決を強く感じたのは、体質改善的な自転車市民権獲得を視野に入れていたCAJの3年目が無くなった時。二年続いた前例の無い県跨ぎツーリング企画から、普通のイベントサイクリングになってしまった。その困難さは、S社の日本最大級のMTBイベントの会場や内容の変遷にも現れている。確かにS級ライセンスを持った先達が所属する「地域貢献マルチサイクリングクラブ」でネットワーク再構築する体質改善は理想だが時間がかかる。イベントや企画の具体化には限られた時間で対処療法的に行うしかなく、山麓散歩は変わらない。。。

山麓散歩状態の中、2016年の新春にMTB利用の拡大を目的にしたパイロット版「やましろMTBツアーズ」を企画し、ショップや地元に「MTBの山道走行問題」を『ご相談』として説明しながら準備を進める。
山代エリアの山塊は、西に宇佐川、東に本郷川を配し、山上集落が点在することで起点や下り基調のコースを複数取れることが魅力。その中から過去ラリーの山道の再利用と、地域資源の雄である光るトンネルを組み込んだルートで、訳知りライダーを対象に一泊二日で実施。一方、維新150周年のアイドリング企画や、S社イベントのブラッシュアップや、MD24hの24回記念大会にも力を入れ、さらにさんいん1300も3年ぶりの開催と、ある意味充実の年だった。

年跨ぎ企画が継続する中、2017年のやましろMTBツアーズは二年目の実施に当たり、新規ルート開拓を元旦より行う。羅漢高原周辺の旧街道や尾根筋を探るが、その日は2勝3敗といった状況。後日、整備ロケハンに入った時、新たなルートや想定外の出口を見つけ、
羅漢高原から旧河山鉱山に至る尾根を繋ぐ「スターリッジトレイル」の可能性を想起させられた。また、正月に出会った施設管理人と道普請を行い、常設ルートの可能性も感じる。一方、維新150周年、S社イベント、さんいん1300、MD24h、かるたドライブ、紅葉RDと行い、さらにサイクル県やまぐちのコース調査もあって、充実を通り越してオーバーフロー状態の年だった。

また、富士八ヶ岳エリアから山代羅漢エリアに活動エリアが移り始めたターニングポイントの年でもあった。

ターニングポイントの羅針盤企画を考える中、2018年のやましろMTBツアーズは、それに組み込んだ形で行うことに。その羅針盤企画のタネは、MD24h終了後に浮かんだが、その直前にS社イベントから距離を取ることになったのも大きく、グラデーションとグレーゾーンの違いを遠目に見ながら大勢は後者を選ぶ中、前者の可能性を12種類のチラシ案に込めた。完結したのは、萌黄RD(4会場)、やましろMTBツアーズ(春+3企画)、そして毛利チャレンジ(7会場)の3チラシ。また諸事情による中止は、さんいん1300、MD24h、かるたドライブの3チラシ。企画のみは6チラシ。

また春から羅漢スカイパークのバイトに入り、出来ること出来ないことを見極めながら、羅漢高原の可能性を探ることに。それがGWシークレットツアー、夏限定コース、秋企画、そしてMTB常設コース視察やスターリッジトレイル整備案に繋がるのだが・・・

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http://bikejoy2.web.fc2.com/toretoreGR/Rakan_TM_07.htm

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